karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

どなたの発言なのだろう?

 1985年頃、たまたま入ったラーメン屋でかかっていたラジオ(たぶんNHK)で流れていた言葉の、内容

 

 自閉症という言葉に「閉じる」という字が使われていることに注意してください。

「閉じる」という言葉には、重要な意味があります。

 道の真ん中が、大きな石でふさがれて通りにくくなっている状態をイメージしてください。

おおかたの人の場合は、「石をどかす」という発想をすると思います。

しかし、自閉症の人の場合は、「石を避けながら通る」とか「回り道をする」という発想にでることが、非自閉症の人よりも多いです。

 「石をどかす」という発想は「他者や他の物にはたらきかける」という発想がもとになって出てくるものです。

しかし、自閉症の人の場合は、「他にはたらきかける」という発想が弱いというケースが多々あります。

「他に働きかける」よりも「なわばりを守る」という発想に出るケースが、非自閉症の人よりも多いと考えられます。

 「他人の通行を邪魔してやろう」という発想で石をどかさないんだ、というふうに、誤解されるケースも考えられます。

 

 これって、鋭い指摘だと私は思う。しかし、どなたの発言なのかわからない。

発達障害自閉症関連の本をこれまで何冊か読んだのだが、何故かこの記述が出てこない。