karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

悪口を言う目的は何なのだろう?

女についておもふこと

 

女とか男とかいった観点から外れて記事を書く。

 

 どうやら、悪口を言う目的には少なくとも次の2つのものがあるらしい。

1.自分の優位性や正当性を示すこと

2.てっとり早く一体感を持つこと

 
 長い間私は、悪口は1.の目的でなされるものだと思っていた。
他の人から「2.の目的でなされる悪口もある。そして、2.のタイプの悪口がなされるケースのほうがずっと多い。」と教えてもらうまで、私にはそれがわからなかった。
誰かに教えてもらわなくても、たいていの人は、「2.のタイプの悪口がなされることやそのタイプの悪口のほうがずっと多いこと」をごく自然にわかるものなのだろうか?
それとも、やはり誰かから教わって知るのだろうか?
自然にわかるのなら、どういうことが原因でわかるんだろうか?
それが気になる。

 ひょっとしたら、アスペルガー症候群傾向が強い人が私と同じように、「2.のタイプを想像していない」ケースがかなりあるのでは? そしてそのことで、身近な人が反感を持つケースもあるのでは?
と思うからだ。
ただし、ここでの「反感」について私は、「反感を感じたほうが正しく、アスペルガー症候群の人が間違っている」と断言しているわけではない。

 

 教えてもらうまでずっと私は、他の人に対する悪口を聞いたときに、「悪口の内容に正当性があるかどうか、話し手のほうに優位性があるかどうか」に基づいた返事をしていた。
「条件によっては、悪く言われている人の行為も必ずしも愚行とは言えないと思う。」とか、「そんなことないと思うよ。」とかいった返事もやっていた。

そしてその返事は、「内容に対する優位性・正当性を述べているだけであって、悪口の対象となっている人自身を悪く言おうという意図はない」という方針でやっていた。

 そもそも、悪口の内容についての優位性や正当性以前に、「みんな、どうしてそんなところまで気が付くのだろう。私はそのような内容のことをこれまでいちいち意識していなかった。」と思うこともしょっちゅうなのだ。

 私の返事に対して、「ノリの悪い奴だ」とか「水を差す奴だ」とかいった類の言葉が返ってくることもかなりあった。
 それでも私は、他の人から教えてもらうまでわからなかった。
 どうやら、私のこのような行動は、「一体感を持って仲間意識を高める」ことに対する妨害行為となっていたらしい。

 

 ただし、私のこのような行動も、人や場合によっては悪くないものとみなされるらしい。
「これこれこういう酷い目にあった。辛かった。」といった類の言葉を私にかける。→それに対して私が、「確かにそれは理不尽だ。立腹するのも当然だ。」といった類の返事をする。
といった場合には、「karotousen58にそう言ってもらったら、自分は間違っていないと本気で思える。ありがとう。」という返事が来ることがかなりある。
 また、私が誰かや何かを褒めた場合に、「べんちゃらではなく、本心で褒めているんだ。」と思ってもらえるみたいだ。

 アスペルガー症候群傾向が強い人に対して、支援者が「1.のタイプの悪口という解釈や反応をしないように、指導を行う」ことがあるのかどうか? このことも気になる。
 私個人としては、「1.の解釈を捨て去った、行動をとるべきだ」という見解を押し付けられたならば、疑問を感じる。

 

>なんでそんなに好意と勘違いされるように振舞うのかな?
>それじゃ相手側もわからないじゃん。
>ていうか僕がわからないじゃないですか。
>嫌いなら嫌いって素振りを見せて欲しい。
>必死にアンテナ張ってそれを即座に敏感に察知するように努めますから。もうほんとごめんなさい

 こういう態度の人も、私は好きだ。