karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

カップ麺を初めて知ったきっかけは、何?

朝ドラ『まんぷく』終了で、ふと思った。カップヌードルの発売開始は1971年。その当時の「子供」がカップヌードルを初めて知ったきっかけは、何だったのだろう? と。

「そんなこと、覚えてない」という人が多いとは思うが。

 

「1972年2月、あさま山荘事件が起きたときに、機動隊員たちが食べる場面が生放送された。それがきっかけとなって、知名度や売れ行きが急上昇。」と、今では言われているようだ。

あれれ、四半世紀ほど前に、別の話を聞いたことがあるぞ。「札幌オリンピックのとき、外国人選手らしき人が食べているCMが話題になった。それが、カップヌードルの人気が出た理由だ。」という話を。

当時の小学生は、「そのCMがきっかけでカップヌードルを知った」というケースが多いかもしれない。

 

1971年といえば、私が小学校に入学した年である。あさま山荘事件報道を理解できる年齢ではない。私は、オリンピックについても世間一般とは違った見方しかできない、変わった子供だった。選手の活躍や競技の面白さにはほとんど関心を持たず、テレビに出てくる「国旗」にだけ、関心を持つ子供だった。

更にその当時、私の住んでいた田舎では、テレビの民放は1局しか入らなかった。うちでは、テレビのチャンネル権は大人にあった。午後6~8時頃は、NHKでも子供向け番組が結構放送されていた。だから、うちのテレビでは、夜はNHKの番組が選ばれることも多かった。

つまり、うちでは当時、「CM」を見ることも少なかったということになる。「札幌オリンピック当時の、カップヌードルCM」がどんなものだったのか、私にはわかっていない。

当時、私の住んでいた田舎では、「スーパーマーケット」なる店舗も珍しいものだった。「○○食料品店」といった個人商店で、食料品を買っていた。カップヌードルが「○○食料品店」に置いてあったかどうか? はっきりとわからない。

 

私がカップヌードルを初めて知ったのは、1973年のちょうど今頃。小3になる直前だった。
きっかけは、『オバケのQ太郎』という漫画だった。「Q太郎(通称Qちゃん)は大食漢」という設定だった。
その漫画に、「『コップヌードル』というカップ麺が出てきた。そして、浴槽いっぱいにコップヌードルが入っていた。それをQちゃんがおいしそうに食べる。」というシーンがあった。
それを見て、「カップヌードルってどんなものだろう? 食べてみたい。」と思った。

この、「コップヌードル」の話について言及してあるブログ記事も見つかった。「コロコロコミック収録」のものを読んだということだった。ということは、リアルタイムで読んだというわけではなさそうだ。ブログ主さん、お若い人なんだろうな。

この話を覚えている同世代の人、どれくらいいるのだろう?