karotousen58のブログ

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今週のお題「おすすめの手土産」

今週のお題「おすすめの手土産」

 

島根県鳥取県、この2県は他の地方の人から、「区別のつかない2県」と認識されてることが多いらしい。

一方で私は、「島根県鳥取県という分け方は、しっくりこない。島根県西部(隠岐の島を含む)・島根県東部と鳥取県西部・鳥取県中部と東部の3県というイメージのほうが、しっくりくる。この3県は微妙に違っている。真ん中の県によって、区別のつかない2県というイメージが持たれているのでは。」と思っている。

このお題を見て、「『鳥取県西部の人が、手土産として松江(島根県東部の市)の和菓子などを渡す』ことも、他の地方の人を混乱させる原因かもしれない。」と思った。私は鳥取県西部在住である。

 

明治維新直前の領域としては、現在の島根県西部は当時の石見国に、島根県東部は出雲国に、鳥取県西部は伯耆国に、鳥取県東部は因幡国に相当する。

以降、島根県西部と隠岐の島を「石見隠岐県」、島根県東部と鳥取県西部を「雲伯県」、鳥取県中部と東部を「因幡県」と仮称する。鳥取県西伯郡のあたりが雲伯県と因幡県のボーダーというイメージがある。

手土産を渡す際には、「もらう相手が、どの県の手土産をイメージしているのか?」を考えたほうがいいのかもしれない。例えば、どの県の特産品にも海産物が含まれている。しかし、3県とも品物が違う。

 

鳥取県西部では、石見隠岐県の特産品はあまり見かけない。因幡県の特産品については、一部の有名な品物だけを見かける。島根県東部の特産品は、よく見かける。

鳥取県? ああ、砂丘ね。」といった類のイメージを、もらう相手が持っていそうなら、因幡県の品物を手土産にするのがよいだろう。

鳥取県? ああ、松江や出雲があるね。」(注 松江や出雲は島根県)といった類のイメージならば、迷わず島根県松江市の特産品を手土産第一候補にする。

松江は、京都や金沢と並ぶ和菓子処と認識されているらしい。だから、もらう相手がどの県の手土産をイメージしているかわからない場合は、松江の和菓子が手土産として一番無難と思われる。甘いものが苦手なら、出雲そば境港鳥取県西部の漁港)の海産物を候補にあげる。

 

手土産を渡す相手との関係性によっても、違ってくる。友人相手なら「無難な手土産」以外も面白い。

鳥取県西部の境港市には、「水木しげるロード」がある。その関係で、雲伯県ではいろいろな「妖怪スイーツ」や「妖怪おでん缶」「妖怪たちのツボに入った地酒」など変わったものが手に入る。私はこれらをよく、友人への手土産にする。

さかなと鬼太郎のまち 境港市観光ガイド 【境港市観光協会ホームページ】

妖怪スイーツの例として、「妖菓目玉おやじ」「妖怪饅頭」「境港羊羹」などがある。境港羊羹は、一反木綿をデザインしたものだ。妖菓目玉おやじは、老舗の和菓子職人が一つ一つ手作りで仕上げている。だから大量生産ができず、現地でしか買えない。

かわいい?怖い?“妖怪”スイーツ・食品まとめ - NAVER まとめ

妖怪関連の手土産は、友人たちには好評である。