karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

鳥取県内での記録的豪雪

今週のお題「雪」

 

「雪」という言葉で、鳥取県西部在住の私には、「2010年12月31日から2011年1月1日にかけての記録的豪雪」や「2017年2月9日から12日にかけての記録的豪雪」のことが頭に浮かんでしまう。

前者は鳥取県西部と中部で、後者は鳥取県東部と中部で、特に被害が大きかった。被害だけではなく「日付」までが印象に残ってしまう豪雪だった。

 

「2010年12月31日から2011年1月1日にかけてのから2011年1月1日にかけての大雪」鳥取地方気象台

http://www.jma-net.go.jp/tottori/severe/2010-2011_heavySnow.pdf

2010年12月31日の昼過ぎに、私は思った。「これは、米子市の積雪の新記録もあるかもしれないぞ。」と。夕方には、「これは、おそらく新記録になる」と思った。とにかく、短時間のうちに、これまでに私が経験したことのないペースで雪が降り、積もっていたのだ。リンク先のグラフを見ても、それがよくわかる。

中国電力送電鉄塔3基が雪の重みで折れ、その他電柱の倒壊や送電線の断線が相次ぎ、停電が発生した。確か、1月1日午前9時の時点で、停電が多発していたように記憶している。

私の住んでいる地域では停電はなかった。だが、他の地域に住んでいる人達のことが心配だった。1月3日頃までは、新聞も年賀状も届かなかった。正月早々、地域住民が雪かきに追われていた。高齢者の独り暮らし世帯(特に女性)の雪かきが大変そうだった。隣近所の人々も手伝っていた。

「新聞も年賀状もないから、正月という感じがしない」といったところなのだろうか、母(認知症が入っている)が、「(年越し)そばを食べなきゃ、だめじゃないの。」と言い続けていた。1月5日頃まで。

この年の元日を、おそらく私はずっと忘れないだろう。

 

「2017年2月9日から12日にかけての記録的豪雪」

鳥取県西部の海側地域での積雪は、東部や中部ほどひどくなかった。しかし、ピークの頃は豪雪の影響で、新聞が届かなかった。

この豪雪のピークは、11日(土曜日)だった。14日は、鳥取県東部の小中高校と特別支援学校のほとんどが臨時休校、中部の一部の学校では始業時刻変更となった。直前の土曜日曜には交通が乱れ、営業時間短縮の店が多かったらしい。

つまり、この地域の「バレンタイン商戦」は、だいぶダメージを受けたとのことである。もっとも、地域の人にとっては「バレンタインデーどころではない」状態だったらしいが。

この年、鳥取県内では2月14日を過ぎてもホワイトデー商戦に入らずに、「遅れてごめんねバレンタイン」商戦に方針が変わった。

この豪雪も「日付」までが印象に残ってしまった。

 

もっと昔の豪雪に、「38豪雪」、「56豪雪」、「59豪雪」とよばれているものがある。数字は昭和38、56、59年を意味する。56豪雪や59豪雪では、鳥取県東部や中部でも積雪がすごかったらしい。56豪雪については、鳥取県東部や中部の状況がマスコミ報道されていたのを覚えている。

56豪雪と今回記事に書いた豪雪とでは、被害状況に関する報道が微妙に違っている」と思った。今回記事に書いた豪雪では、「車社会が進んだことによる影響」や「高齢者が雪かきなどをせざるを得ない状況」を強く感じた。