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karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

初等教育での漢字学習

 

漢字よりも平仮名にした方が読みやすい? - 2つ目のぺーじ(仮)

「話がそれました」の部分も重要かも。1970年代、公立小学校での教育は「漢字の意味なんか考えるよりもドリル」「漢字テストで点の低い子はいくら貶してもよい」という空気があった。それが漢字の敬遠される一因かも

2015/06/08 01:17

 ブクマ元記事で言及されていたプロの編集が教える「開いた(平仮名)のほうが読みやすくなる表現一覧」が超勉強になると話題 | 男子ハックの記事を読んでから、ブクマ元記事を読んだ。

言及されていた記事を読んだときは、「え、そうか? 私には閉じたほうが読みやすいと思うものもたくさんあるのだが。」と思った。

それから、「『開いたほうが読みやすい』と思わせる理由は、いったい何なのだろう? その人達には、私の気付いていない『開いた表現の長所』がわかるのだろう。おそらくは。しかし、その長所が何なのか? 手がかりすらつかめない。」と思った。続いてブクマ元記事を読んで、いろいろなことが頭に浮かんだ。

いろいろと考える機会を下さった、それぞれのブログの管理人さん、ありがとうございます。

 

ブクマ元記事を読んで、次のことが頭に浮かんだ。

「そうだな。漢字の勉強って、(私の知っている)初等教育では、いろいろな意味で重視されていた。『漢字そのものの勉強』以外の変なイメージも余分に付けられて。」と最初に思った。

それから、「ひょっとしたら、その『変なイメージ』が、他の人にとっても結構大きな意味を持っているのかもしれない。変なイメージによって、漢字に対して敬遠のような感覚が作られたのかもしれない。」と思った。

 

私は1971年に田舎の公立小学校に入学した。次のような漢字教育を、当時受けた。

・ひたすら漢字ドリルをやる。漢字ドリルの宿題は頻繁に出される。漢字テストも頻繁になされる。点数が低かったら、大人からこっぴどく叱られる。テストの点数を教室に貼りだすこともしょっちゅう。班を単位とした「漢字テストの点数競争」もよくある。点数の低い子は、同じ班の子に「お荷物」となじられる。

・勉強とは関係のない事柄(例 学校の掃除をさぼった)に対するペナルティとして、漢字書き取りが使われる。

・テストの点が低い子に対する指導は、「同じ漢字を10字続けて書け」という類のものがほとんど。「漢字の意味を考える・調べる」といった指導は、ほとんどなされない。

 

当時の私にとって、漢字の勉強は「全然面白くない。それだけではなく、大人からも同級生からもなじられて苦痛。」だった。

「同じ漢字を10字続けて書け」攻撃で、時間をだいぶ奪われてしまう。面白くない上に、なかなか覚えられなかった。

私が大人になってから、漢字検定なる検定ができた。私の身近にも、この検定に関心を持った人が少なからずいる。しかし、どういう訳か、その人達は「漢字の読み書きが苦手な人を、見下した態度を取る」ことが多かった。

 

「小学生の漢字学習って、同じ漢字を10字続けて書け以外の方法もありそうだ」と私が思ったのは、大人になってからである。

「漢字は何度か書いたほうが覚えやすい」という人が、おそらく多数派だと思う。全然書かないとしたら、文字全体のバランスを意識しづらいと思うから。

「素早く何度も書くほうが、覚えやすい」という人もいれば、「大きい字でゆっくりと、文字全体のバランスを意識して3回書く。その後時間をおいてから、覚えているかどうか確認。忘れていたら、また3回大きい字でゆっくりと書く。それらを繰り返す。」という方法のほうがいいという人もいる。後者の方法を知ったのは、ネットを使うようになってからである。

漢字学習教材も、(退屈な)漢字ドリル以外のものもたくさん出ている。漢字のなりたちや意味、その漢字を含む熟語の意味などについてもふれた、「面白い読み物」的な教材も出ている。

 

漢字の本 小学6年生 (下村式 となえておぼえる 漢字の本 新版)

漢字の本 小学6年生 (下村式 となえておぼえる 漢字の本 新版)

 

 

 

下村式 小学漢字学習辞典

下村式 小学漢字学習辞典

 

 

  「同じ漢字を続けて書くのは、3回以内にする。全体のバランスを意識しながら大きい字でゆっくりと。浮いた時間で、上にあげた2冊の類の本を『面白い読み物』として1日1字ぶん読んでいく。」といった学習方法を、小学生時代の私がとっていたら、いったいどうなっていただろう? なんてことも、考えてしまった。