karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

餅入りぜんざい、おいしそうだけど買うのが怖い

今週のお題「餅」

島根県出雲市ご当地グルメに、「出雲ぜんざい」というものがある。
出雲ぜんざいとはどんなものか? 「地域社会ライフプラン協会」さんによる次の記事で紹介されている。

https://www.lifeplan.or.jp/alps/alps_pdf/alps112/alps112_42.pdf

リンク先記事によると、
“縁結びの神社である出雲大社にちなんだ紅白の丸餅や白玉団子入っていることが定義になりつつありますが、蕎麦団子の入ったぜんざいなど、お店により様々なぜんざいを味わうことができます。”
とのことである。
鳥取県西部でも、時々デパートなどで見かける。いろいろな店で見かけるカップ入りぜんざいやレトルトパウチぜんざいよりも、高級そうに見える。紅白の餅が入っていると、特に高級そうに見える。
父は甘党である。「出雲ぜんざい、食べたいだろうな」と思う。
だが、今では怖くて買えない。他のぜんざいも、「餅入り」だったら怖くて買えない。
スーパーで売られている「少し高級そうなぜんざい」も、餅入りである。
「おっ、値引きシールが貼ってある。買って帰ったら喜ぶかもな」と思って手に取ったら、餅入りの商品だった。これじゃ手を出せない。残念。
高級そうなぜんざい、餅なしでも売ってほしい。


高齢者と一緒に暮らしていると、「餅」という食べ物について迷いまくる。
もうすぐ90歳になる父と一緒に暮らしている。この年齢の人に餅を食べさせるのは、正直言って怖い。
過去にも書いたが、うちでは、普通の餅ではなく「絹ごし豆腐と片栗粉で作った代替餅」を使うことにしている。

知名度が低いかもしれない「豆腐餅」 - karotousen58のブログ

「餅が好き」というだけではなく、私の親世代の人にとっては、「餅」は特別な意味を持った食べ物らしい。
「食べさせるのは怖い」という思いと「餅を奪うのは残酷かもしれない」という思い、両方あって迷う。

タイミングが怖かった、変な夢

今週のお題「夢」

過去記事にもあるが、私は変な夢を睡眠中によく見る。というか、変な夢をよく覚えている。「はてなハイク」があった頃は、この「変な夢」についてよく投稿していた。

キャンプに関する変な夢 - karotousen58のブログ

変な初夢2年連続……ならず - karotousen58のブログ


2018/08/27の未明に見た夢も、変な夢だった。
そして、その日の夜にネットニュースを見て驚いた。
変な夢の内容は、次のようなものである。

「外国人のど自慢大会 中四国地区予選」なる謎イベント、地元の文化ホールで開催。
私が趣味で通っている外国語教室が、協賛となっていた。
このイベントを見物に行った。ただの観客として。
ところが、受付で係員が私に声をかけた。「出場者は、こちらへどうぞ。リハーサルがあります。」
「はあ? 出場者? 地区予選出場以前に、デモテープ提出簡易審査の段階で、私はすでに落とされてるぞ。」
そう思いながらも私は、係員の誘導に従った。
その後、出場者リストを渡された。「トップバッターです。がんばってください。」と言われた。
リストには「エントリーナンバー1. 氏名 夏炉冬扇(鳥取) 曲名 おどるポンポコリン」と出ていた。
「はあ? おどるポンポコリン? それなら『はまじ』の扮装程度は、やってなきゃまずいじゃねーかよ。今着てる服じゃ地味すぎるぞ。」と思った。
この謎イベントには、ゲストも登場することになっていた。
ゲストは何故か、テレサ・テンだった。


2018/10/14、鳥取県中部でNHKのど自慢開催。この夢を見た頃は、出場者募集中だった。このイベントにひっぱられた夢なのか?
何故にテレサ・テン? 故人だぞ。怖すぎる。
「おどるポンポコリン」は、いろいろな外国語バージョンがある。2013年に、例の外国語教室で歌ったことがある。

その日の夜に見たネットニュースには、漫画家さくらももこ氏の訃報が出ていた。
このタイミングで、こういう変な夢を見るというのは怖い。
「はまじ」さんも、今年亡くなったそうだ。
合掌

山陰地方って、どこのことなんだろう?

今週のお題「これって私の地元だけですか」

「えっ、山陰地方って、鳥取県島根県のことをいうんじゃなかったのか? どうやら、この二県以外の人は、もっと広い範囲を『山陰地方』と捉えているようだ。」
と、大学進学後に私が驚いた経験について書く。

私は鳥取県出身である。高校卒業まで鳥取県内で暮らして、卒業後に九州の大学へ進学した。
進学後、自己紹介のとき、「私は山陰出身です」と話す人が何人かいた。
それを聞いたとき、「えっ、鳥取島根から九州へ行く人って、そんなにたくさんいるのか? 高校卒業までロクな思い出が私にはないから、同県出身者が選ばなさそうな九州をわざわざ選んだのに。」と思った。
だが、「山陰出身」と話した人の出身県は、いろいろあった。兵庫県北部、京都府北部(福知山市綾部市京丹後市など)、山口県北部(萩市長門市、阿武町など)だった。
鳥取に帰ってから、「山陰地方ってどこのこと?」といろいろな人に訊いたが、ほとんど全員が、「鳥取と島根にきまってるだろ」と答えた。

「山陰地方」がどこなのか? 認識が異なる原因は、「山陰という語をいつ、どんな感じで知ったか」にあるかもしれない。
鳥取や島根出身者の場合、「最初に知ったきっかけは、地元テレビ局名だった」という人が多いのでは? と私は思う。少なくとも私はそうである。
鳥取県島根県を放送対象地域とするテレビ局に、「山陰放送」や「山陰中央テレビジョン放送」などがある。
二県のみが対象となっているから、「山陰地方とは、この二県のことだ」というイメージを持つ人が多いのでは? と私は思う。
また、地元では、各種報道で「山陰両県」という表現がなされることも多い。

兵庫県北部や京都府北部の人が、「山陰地方」と認識する背景は何なのだろう?
私の想像では、「国鉄(JR)山陰本線山陰海岸国立公園山陰海岸ジオパーク」からのイメージでは? といったところである。
国鉄山陰本線山陰海岸国立公園を私が最初に知ったのは、小学校社会科の授業だった。
地図帳で山陰本線を見て、「山陰本線という名前だけど、京都府内が異様に長いぞ」と思った。「山陰海岸国立公園に、兵庫県北部や京都府北部が含まれている。名前に山陰と付いているのになぜ?」と、子供の頃、私は疑問に思っていた。
五畿七道山陰道」に該当する地域だから「山陰地方」と、認識している人も多いかもしれない。

山口県北部(萩市長門市、阿武町など、日本海側)の場合も、国鉄(JR)山陰本線という名前から認識しているのでは? と私は想像する。
山陰本線は、下関市幡生駅を終点としている。下関市の場合、九州に近くて山口県南部というイメージがあるから、山陰地方としてはカウントされていないのだろう。

私がネットを使い始めた頃、各種BBSでの交流が活発になされていた。BBS書き込みでも、「山陰地方出身です」と最初に紹介した人が鳥取島根以外の出身であるケースが、たくさんあった。
「『山陰両県』という表現は、この二県以外では通じないかもしれないぞ」と思ったことのある人、他にどのくらいいるのだろう?

自由研究のテーマとして不利な、ペルセウス座流星群

今週のお題「自由研究」

ずっと昔から思っていた。「ペルセウス座流星群って、損してるぞ。観察じたいは面白そうなのに、自由研究のテーマにするのは危ないから。」と。

流星群を肉眼で観察する場合は、いくつかの条件を考える必要がある。
流星群の動きが活発になる時期、放射点(流星が飛び出す中心となる点)の高度、月や街灯などの周りの明かりが少ないこと、天候、など。

ペルセウス座流星群は、8/13頃に極大となる。極大とは、流星群が最も活発に活動すること(またはその時期のこと)である。極大となる時刻が、観測可能な時間帯と重なることが望ましい。
ただし、極大時刻からはずれた時間帯で動きが活発になったことも、過去にあった。観測不可能な時間帯が極大となっていても、あきらめるのは得策とはいえない。2021年の場合、極大とされていた時刻よりも1日半ほど遅れて、強い活動が観測された。
放射点の高度は、高い方がよい。
そして、これらの条件がうまく満たされるとは限らない。また、「極大予想時刻、放射点の高度、月光の影響が少ない」という条件を全て満たしたとしても、天候が悪ければ肉眼での観察はおしまいである。

悪天候のため観測困難」という事態を考えると、自由研究のテーマをもう一つ考えて取り組む必要が出る。8/13頃が極大となるから、夏休みの残りが少なくなってから取り組む必要が出てくる。やっつけ仕事となる危険性がある。夏休み終了日の早い地域だと、もっと怖いことになる。
テーマを2つ考えて取り組むのも、大変なことである。
そういう意味で、「テーマにするには危ない」ペルセウス座流星群である。

ペルセウス座流星群、今年の極大は8/13の17時頃と予想されている。
実際に見やすいのは、13日の宵から14日の明け方となりそうである。
今年は8/16が新月となる。月明かりの影響が小さく、良い条件である。
放射点の高度は、未明から明け方になるにつれて上がっていく。
「極大となる時刻からずれて、活動が活発になったこともある」から、11~15日はチャンスありといったところか?

2021年のペルセウス座流星群、極大予想時刻は8/13の4時頃だった。放射点が最も高くなる3時頃に近い。そして、8/8が新月。極大予想時刻のあたりでは、月は地平線下にあることになる。
こういう好条件が重なっていたのに、私の居住地では、その年の8月中旬は悪天候が続いた。全国的にも、「8/11頃から翌週にかけて、秋雨前線が本州に停滞して、厚い雲に覆われた所が多かった」らしい。
「こんなに早く、秋雨前線が出てくるのかよ? しかも、よりによってこういう年に。」と思った人は、私だけではないはずだ。
今年は、晴天となってほしい。

週刊朝日に関する思い出

週刊朝日が休刊した。
1983年~2000年代まで、図書館や喫茶店で読んでいた。1983~1994年には、雑誌の置いてあったコインランドリーや帰省時の列車内で読んだこともあった。
休刊を知ったとき、1986年頃の白黒グラビア連載記事を思い出した。

1980年代前半、町おこしや各地名産品アピールで、「何でもかんでもミスコンに結びつけ」が全国的になされた。その「地方のミスコン」で選ばれた人の写真と自己紹介文が書かれた、連載記事があった。それを思い出した。
ミスおろち娘(島根)などが出ていた。正直、「何、これらのミスコン? 」と当時思った。
「『ミス川越いも』もある」という嘘かホントかわからない話を、関東地方出身者から当時聞いた。
この「何でもかんでもミスコン」の話を検索したが、私のやり方がまずいのか、なかなか見つからない。当時の週刊朝日目次をメルカリ等で見たが、「○○など」という記述の、「など」と思われるものだった。

自己紹介文では、Q&A形式のようなプロフィールが書かれていた。
質問のうちの一つに、「信じているもの」があった。
回答は判で押したように、「星占い(○○座)、血液型分析(△型)」がずっと続いていた。
この回答を見る度に、「また、星占いと血液型かよ。それ以外にないのか?」とか、「それ以外の回答をするような人は、ミスコン以外の方向に関心が向いているのだろうか?」とか、くだらないことを考えていた。
過去にもこのブログで書いたが、私は占いが大嫌いである。一番嫌いなのは血液型占い(これを分析とよびたくない)である。
正直なところ、「これらは遊びを超えて、ハラスメントや差別のレベルに達している」と思っている。

血液型・星占い - karotousen58のブログ

この連載記事の最終回に、思いがけなく、「星占い(○○座)、血液型分析(△型)」以外の回答が出てきた。私が知る限りでは、後にも先にも、この回答者だけである。
「自分の直感」という回答だった。星占いや血液型については言及がなかった。「直感」は、「直観」表記だったかもしれない。
「おっ、星占いや血液型が書かれていない。どんな人なのだろう?」「『私』ではなく『自分』という言葉のチョイスがいい」と思った。
その後すぐ、「ひょっとしたら、私が読んでなかった号にも、そういう人が出ていたのだろうか? だとしたら、読めなくて損した気分だな」などと、くだらないことを考えてしまった。
この連載記事、今、読んでみたい。当時とはだいぶ違った視点で読めると思う。

宅建試験でのサプライズ

今週のお題「試験の思い出」


前世紀末に宅建試験を受けた。試験の出題形式は、いわゆる四択試験である。
試験中に、とある設問の選択肢を見て、「えっ、これって、子供の頃に知った『あれ』のことじゃねーの?まさか、子供向け娯楽がこんなところで出てくるとは……」と驚いた。


「柿・筍」と書かれたらピンとくる人、いるかもしれない。
「隣の木に実った柿が敷地内に入りこんできても、勝手に収穫できない」「隣の竹から筍が自分の敷地内に生えてきたら、収穫してよい」という話である。
私がこれらを初めて知ったのは、学年別子供雑誌(確か、学研の『5年の学習』)のクイズ記事だった。その後、高校の現代国語教科書で読んだ記憶がある。確か、團伊玖磨のエッセイだった。
この「筍バージョン」が、選択肢となっていたのである。筍などの具体的な内容ではなかったが。この肢については自信を持って正誤を判定できた。そして、この設問を落ち着いて解くことが出来た。正解肢を無事に選べた。
「まさか、子供向け娯楽が、こういう場で役に立つとは……」試験が終わってからもずっと、このことが頭から離れなかった。


相隣関係とは、隣接する不動産の所有者が相互にその利用を調整しあう関係のことである。そして、その調整をするための規定が民法で定められている。
その中の一つである「竹木と枝の切除及び根の切り取り」について、民法233条で規定されている。私が驚いた選択肢は、これに関するものだった。
民法233条は2021年に改正された。施行日は2023年4月1日である。次の記事のような変更となる。これから宅建士試験を受ける予定のある方は要注意。

topics.smt.docomo.ne.jp


今世紀初めに、マンション管理関連の資格が新設された。それらの試験勉強をやっていた頃、住宅新報社(現 住宅新報出版)から出ていた雑誌「不動産受験新報」(現 宅建受験新報)も使っていた。
当時の「不動産受験新報」では、宅建だけではなく、行政書士司法書士土地家屋調査士や社労士などの幅広い資格試験が対象となっていた。
「せっかく買ったんだから、わからないなりにも、他の資格に関する記事も読んでみよう」と思って、軽い気持ちでそれらの記事も眺めていた。
行政書士試験関連記事で、一般知識問題対策として、週刊こどもニュースというテレビ番組が紹介されていた。このことを覚えていたのは、宅建試験でのサプライズがあったことと関係があるかも?と思った。
子供向け学習メディア、結構奥が深いものである。

「児童書や子供向け学習雑誌の記事をつくる人って、本当に頭がいいんだな。難しい事柄について、難しい理論を使わなくても子供にわかるように記事を書く。どうしたら、こういうことができるのだろう?」と、子供の頃から私はずっと思っている。
子供向け学習本、還暦近くなった今でも、古本屋などで見かけるとワクワクしてしまう。

特別お題 わたしの2022年

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと


私の2022年は、「母が急死した年」として忘れられない年となった。12月前半の夜だった。
おそらく、誤嚥による窒息死。病院に緊急搬送されて1時間ほど経った頃、「死亡を確認」という電話連絡が病院からあった。
誤嚥」という言葉は使われなかったが、「食べ物が詰まっていた」という表現がなされた。死体検案書には、「窒息死」と書かれていた。
「自宅で死亡し、警察関係者による検視がなされた」ため、「死亡診断書」ではなく「死体検案書」が作成されたとのことである。

私は週一回、夕方から夜は外国語教室に通っている。その日は、私が外国語教室に通う曜日だった。教室に行く前に、父と母の夕食用にスーパーで弁当を買った。
18時前に、「じゃ、(外国語教室に)行ってくるね」と言って、私は家を出た。その時点では、何の問題もなさそうだった。

21時過ぎに家に帰った。夕食後、母は薬を飲むことになっている。父は、母に薬を飲ませることをせずにテレビでもみている。これがいつものパターンだった。
父が薬を飲ませていないことを確認した後、薬を飲ませるために母のところへ行った。
「さ、薬を飲むんだよ」と声をかけたが、反応がない。「もしや、呼吸が止まっている?」と思った。そして、母の手は冷たくなっていた。
「おいおい、どうした、母さん」と私が大声を出して、父もやっと異変に気づいた。

その日の朝から昼は、母はデイサービスに行っていた。デイサービスの連絡帳には、体調良好との記述があった。デイサービスから帰ってきたときも元気そうだった。
その前日は定期通院日だった。「最近、体調が良さそうですね」と言われたところだった。あまりにも急すぎる死で、私の頭の中は真っ白。

人が最期を迎えたときは、速やかに行わなければならない事柄が次々と出てくる。
これまで、「死」について考えたり話し合ったりすることは、ほとんどなかった。その状態で、急にそれらの事柄と向き合うことになった。
更に、それらの事柄は、「コロナ禍の影響」も受けて以前とは少し違う状況となっているようである。それも踏まえる必要がある。それらについてのマスコミでの報道は、「家族葬が増えたという報道」程度のようだが。
「終活」という言葉が新語・流行語大賞でトップテンに選出されたのは2012年だった。まだ、コロナ禍の影響がなかった頃だ。そのときに、エンディングノートなどが話題になった。
話題になった当時と、コロナ禍の影響を受けた現在との違い。終活やエンディングノート等に関する情報を集める場合、それらを意識したほうがいいと思った。

私の2023年は、「人生の締めくくり方」について、いろいろと考える年になる。備忘録的に、いろいろな角度からブログに書いていくかもしれない。