木製電柱「記憶に残る風景」 #地元発見伝
地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」
この写真は、米子市中心部のものだ。この近辺は、都市計画上では商業地域となっている。
こういう場所で、今でも木製電柱が現役で使われている。この一本だけだと思うが。
私が知る限りでは、米子市内にはもう一本、現役木製電柱がある。都市計画上では中高層住居専用地域となっている場所に。数年前まで、そこにはもう一本木製電柱があった。
昭和40年代、小学校の卒業記念共同制作として、トーテムポールがよく作られたそうだ。1971(昭和46)年に私が小学校に入学したとき、学校には、昭和45年卒業生制作のトーテムポールがあった。
木製電柱をコンクリートのものに変える際に、撤去された木製電柱を再利用するという目的で、トーテムポールが作られたということらしい。再利用可能な木製電柱がなくなると、トーテムポールも作られなくなったとのことだ。
この時代に、どのくらいの木製電柱が現役で使われているのだろう? しかも、一応は市の中心部と言われている場所で。
何らかの事情で今住んでいる地方都市を離れたら、私の中では、「記憶に残る風景」とおそらくなるだろう。
2014/10/24追記
何故か写真が変わっている。木製電柱が写っていない。