今週のお題「2017年にやりたいこと」
今週のお題「2017年にやりたいこと」
私は趣味で、とある外国語教室に通っている。2017年にやりたいことは、「その外国の料理や菓子をつくってみること」である。
私は所謂「貧乏舌」の持ち主である。おいしいものとまずいものの区別がつかない。
スーパーマーケット等のお買い物上手コーナーに時々、「元々は高級なものなのだが、賞味期限切れが近いために値引きシールが貼られたもの」が置いてある。そういう類のものを私は、たまに冷やかしで買う。それらを食べる直前までは、とてもワクワクしている。「いつもと違う高級そうなやつだぞ。うまそうだ。」とか。
ところが、実際に食べてみたらワクワク感が消えてしまうケースがほとんどである。「何だ。いつも買う安いやつと、どう違うのかわからない。」と思ってしまうことがほとんどである。
また、私は食べ物の好き嫌いもおそらくない。こういうこともあってか、「私は食に対する思い入れがあまりない人間」という思いをずっと持っていた。
外国語教室に通い始めたのは2013年4月である。教室では、最初の2年間は文法中心学習だった。その後、会話練習の要素も入った学習へと変わった。そして去年の秋頃、「食事関連のこと」について学習した。
教科書には、その国の料理やデザート、飲食店の様子、食器、調理道具、食材、調理法、食事のマナー、台所の様子などいろいろと出ている。
それらのすべてが、私にとって新鮮だった。次から次へと新しいものにふれて、実際に自分でも作ったり食べたりしたくなってきた。不思議なものだ。
更に、先生(外国人)がその国の伝統料理や伝統菓子をふるまってくださったこともある。とてもおいしくて、心がワクワクした。
その国の伝統菓子には、「花の模様をつけるための押し型」を使うものもある。「私がそれをつくるとしたら、クッキーをつくるときの型を使うことになるかな。」などと考えてしまった。
一番つくってみたいのが、「たれ付けスペアリブを、根菜類と一緒に焼いた料理」である。たれの材料を見て、「どんなのものなのか想像つかないな」と思った。
綺麗な器、独特の調理道具、等々、これらも大きな力を持っているものだと思った。この私が料理に対して関心を持つなんて、想像がつかなかった。