karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

備忘録 鳥取県米子市の変な夏(2020年)

2020年からずっと、鳥取県米子市の夏が「変」だと思っている。「変」の中身が、年によって微妙に違っているとも思う。
どこがどう「変」なのか、個人的備忘録。
記事で使用した図やグラフは、気象庁サイトにある「年・季節・各月の天候」より。

気象庁 | 年・季節・各月の天候


2020年
クマゼミのコーラス、鳥取県米子市でも始まる。次の年からも続いている。
7月と8月のギャップが大きすぎ。
8月には、「昼にセミすら鳴かない」「夜にセミが鳴く」状態に。

クマゼミは南方系のセミで、2019年までは、鳥取県内では珍しいセミだった。
私は高校卒業までは鳥取県内で暮らしていた。高校卒業後、九州の大学に進学した。
鳥取県ではアブラゼミが多く、九州ではクマゼミが多い。
大学での初めての夏に、「子供の頃、図鑑や本で見たクマゼミはこれなのか。鳴き声も本当に聞けるんだ。確かに、鳴く時間帯も違う。」と感動した。
この年、最初にクマゼミの鳴き声を聞いたとき「懐かしい」と思った。次の年からは、「懐かしい」ではなく「暑い」である。

「気温が高すぎて危険な暑さになると、鳴くのをやめる」習性が、セミにはある。鳴くことで体力を使うからということらしい。気温35度超だと、市街地では鳴き声が聞こえなかった。そして、夜になって気温が下がってから鳴き声が聞こえるようになった。
私にとってはそういうことは、この年が初めてだ。