karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

うちの家族とトマト

今週のお題「夏野菜」

「夏野菜と聞いて、頭に浮かぶものを3種類あげてみて」と言われたら、私は「ナス、キュウリ、トマト」と答える。
トマトは野菜か果物か?迷う。「ナス、キュウリ、トマト」は、農林水産省では「果菜」に分類され、果実を食用とする野菜と定義しているとのことだ。
この記事では「野菜」としておこう。
これらの野菜は、私の家族が嫌う野菜である。トマトに至っては、私以外の誰も食べない。

うちの食事を母が作っていた頃、これらの野菜は生で食べることがほとんどだった。
「草を食べているような感じがして、嫌」という感覚だったのでは?夏野菜以外の野菜でも、その感覚があるのでは?と、私は勝手に想像している。
家族の食事を私が作るようになってから思った。「出汁やスパイスを使って、草を食べているような感覚を減らすしか、方法がなさそうだな。」と。

ナスやキュウリは、かつおぶしを使って煮たら、とりあえずは食べてもらえる。
だが、トマトだけは何をやってもダメな模様。「トマト」とわかるだけで、ダメなようだ。

どういうわけか、私の身近には、トマト栽培をしている人が多い。その人たちが、トマトを私にプレゼントしてくれる。
私だけがトマトを食べられる。だから、家庭での夏場の食事は、私一人だけが違うものになる。「もらったトマトを完食した直後に、他の人からもトマトをプレゼント」という事態も、しょっちゅうである。

トマト用の「お料理お助け商品」は、いろいろと市販されている。
だが、家族の食事を作ると同時にトマトの加熱料理を作るのは、面倒である。だから、「トマト用の、生食用調味料」を使って生食となることが多くなる。
この調味料、私はとても気に入っている。
だが、私の生活圏では何故か、取り扱っている店がとても少ない。滅多に見られない商品なのだが、売られているときは何故か、半額とか「現品限り。1袋(2~3回分)50円」といった価格になっている。
この調味料については、「見つけたら、とにかく買いまくる。賞味期限も気にせず使う」ことにしている。

父と母の証言によると、うちの家族だけではなく親戚も全員トマトが嫌いということらしい。姉と弟は、「付き合いなら食べるけど、自分からは食べようとは思わない」らしい。
何故に私だけが喜んでトマトを食べられるのか?謎である。