2020年からずっと、鳥取県米子市の夏が「変」だと思っている。「変」の中身が、年によって微妙に違っているとも思う。
どこがどう「変」なのか、個人的備忘録。
記事で使用した図やグラフは、気象庁サイトにある「年・季節・各月の天候」より。
2021年
「冷夏と多雨の年」という印象が大きい。
8/11頃から秋雨前線(?)停滞。8/15に、「秋雨前線が北上の兆しを見せている」とのコメントを気象関連サイトで見た。「秋雨前線が北上?何それ?」
7/7 鳥取県と島根県で線状降水帯発生、豪雨となった。
8/11頃から翌週にかけて、秋雨前線(?)が本州に停滞。大雨となった。
8月の降水量、米子市での観測史上第2位となった。
2021年の立秋は8/7だから、8/11頃からの停滞前線は「秋雨前線」ということになるらしい。だが、「秋雨前線というよりは、第二梅雨前線という感じでは?」というコメントもあった。
秋雨前線による秋雨とは、次のようなものである。
「夏が過ぎると、北から寒冷前線が南下して寒気をもたらし、だんだん南に後退していく太平洋高気圧との間に前線が停滞しやすくなる。それが原因となる降雨。」
8/15 「秋雨前線が北上の兆しを見せている」というコメントを、気象関連サイトで見た。
「秋雨前線が北上? 北上するのは梅雨前線だろ?」と思ったのは、私だけではないと思う。
8/12~14頃は、ペルセウス座流星群が見頃を迎える。
2021年は、「極大予想時刻が4時頃(放射点の高度が最も大きくなる3時頃に、近い)、月光の影響がない」という、流星観測の好条件が重なっていた。
だが、秋雨前線(?)停滞で観測はできなかった。
「こんなに早い時期に秋雨前線(?)なんて出てくるのかよ?しかも、よりによって、こういう好条件の年に」と思った。