karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

アポロ社の日本/世界地図パズル

今週のお題「何して遊んだ?」

「いきなり、最高気温ランキングが出てくるなんて何事?」と思われたかもしれない。
2021年の夏、北海道では記録的な酷暑となった。一例として、2021年8月7日の気温ランキングをあげた。
ランキングを見たとき、子供の頃に遊んだ「日本地図パズル(アポロ社)」を思い出したのだ。
このパズルを買ってもらったのは、1972年3月。私が小2にあがる直前だった。

トップ3の地名を見てびっくり。気温の数字を見て、二度びっくり。
そして、「北海道留萌地方」や「北海道上川地方」の表記を見て、日本地図パズルのピースを思い出した。
ピースは、各都府県や離島、北海道のピースは14支庁(注 現在は、支庁制度に変わって総合振興局・振興局となっている)だった。ピースに「留萌」とか「上川」とか書かれていた。
旭川」などの都市名よりも支庁名のほうが、大きな字で書かれていた。大きな字で書かれた支庁名には、ルビが振ってあった。

このパズルで遊んでいたからなのか、北海道の地名を見聞きしたときに、「14支庁のどこにある地名だろう?」と思うことがよくある。
中学にあがって日本地理の授業を受けたとき、「あれれ? 日本地図パズルの北海道ピース名、扱わないのか?」と思った。
大学時代、帯広出身者に驚かれた。「何で、あんたが道南や道央の支庁名を知ってんだ?」と。

ジグソーパズルというもの、どうやら、私の親はあまり好きではないようだ。
子供の頃にせがんだら、「他のものにしなさい」としょっちゅう言われた。
日本地図パズルは、「勉強になるから」という理由ではなく、ただ単に面白そうだと思って欲しくなったからせがんだ。すると、すんなりと買ってくれた。
このパズルをすんなりと買ってもらえたのは何故だろう?「勉強になる」という思いが親にあったのだろうか?
このパズルの姉妹品に、「世界地図パズル」もあった。日本地図パズルが気に入ったから、世界地図パズルもすぐに欲しくなった。こちらも、すんなりと買ってもらえた。
世界地図パズルは、日本地図パズルよりもカラフルだった。

社会科の授業で地図帳を使うのは、小4が最初だった。1974年だった。
地図帳の世界地図を見て、「あれれ?」と思った。
世界地図パズルのピースには、「セイロン」と書いてある。だが、地図帳では「スリランカ」となっている。
「セイロンティーという紅茶もあるぞ。紅茶の名前は変わらないのか?」と思った。

私が買ってもらったこれらのパズル、当時の物を今、手に取ってみたい。
日本地図パズルには鉄道路線も描かれていた。画像検索したら、「国鉄倉吉線」が描かれたピースがあった。廃線となってしまった路線が、たくさん見つかるだろうな。
世界地図パズルも、現在の地図と比べてみたい。

この記事を書いている最中、ローカルニュースが入った。
このパズルを買ってもらったデパートが店名変更するという、ニュースだった。
このパズルを出していた「アポロ社」も、「アポロ社ブランドでの商品」がいずれは「エポック社商品での展開となる」とのことである。
時の流れを感じる。