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karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

正月のしきたり

正月三が日が終わった。とりあえず、ぜんざいを食べなくてすむ。カップラーメンやレトルトカレーがご馳走に思えてくる。

ここまで読んで、「ああ、あそこの雑煮ね。」と思われた方は、私の両親と同郷の方が多いだろう。

 

雑煮の話を聞くと、東日本と西日本の違いとか京風文化の影響の有無を、私は意識してしまう。

しかし、その地方の雑煮は、「東日本・西日本・京風文化」といった話を超えているものである。

「雑煮とぜんざいって、同じものだと思っていた。」とか、「私は雑煮を食べたことがない。」とか言う人がいたら、その人は、その地方の出身者と思われる。

その雑煮とは、「限りなくぜんざいに近いもの」なのである。ぜんざいよりも、少し小豆が少なめだが。

朝から、その雑煮を食べることになる。甘いものが苦手な人にとっては、大変なことかもしれない。

こういう雑煮を食べてきたから、「餅は甘いもの」という感覚が私から抜けない。

 

両親の出身県東部の、ある一部の地域では、もう一つしきたりが加わる。

「正月三が日、三食とも、限りなくぜんざいに近い雑煮とおせち料理を食べる」というしきたりだ。

両親は、その「一部の地域」出身だ。大学進学で九州に出るまで、日本全国どこでも、正月三が日は三食とも雑煮を食べるものだと、私は思い込んでいた。

「正月三が日、三食とも雑煮を食べる? あんた、九州の人をかついでるんじゃないの?」と言われたこともある。

10年ほど前だったか、県民ショーのような正月番組で、このしきたりが全国ネットで紹介された。
この番組で今田耕司というタレントから、「正月三が日三食ともぜんざい、これって罰ゲームじゃないですか。」というコメントがあったのを、覚えている。

これを見ていて、「これで、本当のことを言ったと信じてもらえる。」と思ってしまった。

 

進学先が九州だったことも面白い。九州の雑煮の特徴は、具が多いことである。「具が多くて餅が見えない」雑煮なんて、想像すらできなかった。

「ブリ、鶏肉、焼豆腐、里芋、ごぼう、にんじん、かつお菜(たぶん、これは他県では入手困難)」が入っている博多雑煮を初めて見たとき、「こういうものが食べられるなんて、うらやましい。」と思った。

作るのは大変だが、食べごたえがある。

 

私は甘いものは嫌いではない。しかし、9食続くと流石に飽きる。本日のカップ入り担担麺はごちそうである。