karotousen58のブログ

「変なことを思い出す→そのことについて、変な見解を述べる」というブログ

「得意と言えるようにしたいが、うまくいかない」料理

今週のお題「得意料理」

 

正しく言うと、「得意と言えるようにしたいが、うまくいかない」料理である。

それは「ナムル」である。

ナムルについて私は、「野菜をたくさん食べることができて体によさそう」というイメージを持っている。

 

私は所謂「メシマズ」家庭で育った。親は嫌いな食べ物が多い。特に野菜と乳製品を嫌っている。硬い食べ物やにおいの強い食べ物も嫌う。また、1970~1980年代にかけて、マスコミで「塩分の取りすぎはいけませんよ」キャンペーンが盛んに行われていた。親はこのキャンペーンを拡大解釈している。香辛料も嫌う。

「野菜も食べないといけないから、浅漬けも出しとくよ」などと言っても、「塩分は体に悪い」と言い訳をして食べたがらない。

親が高齢になって、「介護食」なるものも意識する必要がでてきた。こういうときに、「嫌いな食べ物の多い親」だといろいろと面倒なことになる。

うちの場合、特に「カルシウム」を取らせることに難儀している。乳製品なしでカルシウムを取るとなると、高野豆腐や野菜等から取ることを考えなければならない。また、野菜は生で食べるよりも加熱して食べるほうがたくさん食べられる。

そこで、「うちの親でも食べやすいナムル」って作れないだろうか? と思うようになった。

 

私がナムルなる料理を初めて知ったのは、1992年。バルセロナオリンピック直前に買った料理本で知った。

当時、私は一人暮らしをしていた。どんな味がするのか知りたくて、試しに作ってみた。正直言ってマズかった。私の料理が下手だったからであるが。その後、しばらくの間ナムルを作ることはなかった。

10年近く前、スーパーマーケットのお買い物上手コーナーで「ナムルの素」を見た。

「これで作ったら、おいしいかもしれない。」と思ったから、買って使ってみた。

「おいしい。初めて作ったときにマズかったのは、私が料理下手だからだ。」とわかった。

 

カルシウムの多い野菜といえば、小松菜、チンゲンサイ、オクラ、ホウレンソウなどがある。これらのナムルについても、検索すればレシピが見つかる。

検索すると「ニンニク抜きナムル」のレシピも見つかる。体質的にニンニクと相性の悪い(例 胃があまり丈夫でない)人もナムルを楽しめそうだ。

ただし、「料理の上手な人なら」という条件がつくことになる。私は料理が下手。市販の「ナムルの素」を使わないとうまく作れない。自力でおいしいナムルを作れるようになりたい。