家族に盗み食いされないチョコミントアイス
私の家では、「アイスクリームを冷凍室に長時間入れておく」ことは危険な行為である。家族に盗み食いされる危険性が極めて大であるから。しかし、チョコミントだけは盗み食いを免れるアイスである。私以外の家族は、チョコミントを嫌うから。
私がチョコミントアイスを食べるようになったのは、15年ほど前からだったと思う。それまでは、チョコミント系スイーツを特別に意識していなかった。
チョコミント系スイーツを初めて食べたきっかけは、ある日、何も考えずに母がチョコミントアイスを大量に買ってきたことだった。完全閉店直前の店で、とんでもない値段になっていたから買ったということだった。
私を除いた家族全員が、一口食べて「これいらない。おまえにやる。」と私に言った。一方、私は「面白い味だな。氷菓でもなく、普通の乳製品系とも違う。別ジャンルとして気に入った。たくさんもらえてラッキー。」と思った。それ以来、新製品を見るとチェックするようになった。
チョコミント以外のアイスなら、買ってきたらすぐに食べなければヤバい。店でおいしそうなアイスを見かけたとしても、そのとき空腹でなかったら買わない。その点、チョコミントアイスだと安心して買える。
「チョコミントが好きだが、居住地域ではそれらは人気がない」という人の中に、同じようなことを考えている人や経験した人もいるのだろうか?
どうやら、私の居住地域ではチョコミントは人気がないようだ。
今シーズンはまだ、チョコミントフレーバーのお菓子を見かけない。
チョコミント系アイスは、2種類だけ見かける。スーパーカップのチョコミントと、とあるドラッグストアのみで売っているものとである。スーパーカップのチョコミントは、置いているスーパーとそうでないスーパーとが半々といった感じである。コンビニではほとんど見ない。
チョコミント系ドリンクを、コンビニで見かけることが稀にある。しかし、その場合でも、他系列のコンビニに行くとその製品が置かれていない。
今週のお題紹介ページでは、「今、チョコミントが旬な季節。店頭にはチョコミントフレーバーのお菓子がずらりと並びます。」と出ている。他の地域ではそうなのか? うらやましい。